自己防衛の足しになれば

約30年前、その環境内では学習習熟面では周囲より優秀な私がいた。


新しい環境で、強制的に組まされたSさんと実験をおこなった。

オシロスコープを使った、たわいもないモノだった。


しかしながら、彼には それをこなすための理解度が無かったようなので

私は、彼に実験のデータを記録してもらうことを任せることで

一緒に実験を進めることにした。


説明しながらだったからだと思うが、定められた実験を終えるのに

その実習(講義)の時間終わりギリギリまでおこなった。


この時、彼はバイトを始めたようで 早く切り上げたい旨を私に伝えた。

(実験が終了した者から帰宅できたのであろう。その点は覚えてないが、たぶん。)

しかしながら、この実験はレポートを提出せねばならず 未提出となると

単位がもらえなくなる上、必修科目となっていた。


最低限のデータは取らねばならず、最後まで実験はおこなった。

急ぎたい様子だったので、実験データは後日 渡してくれればよいと伝え

帰ってもらい、実験器具の片づけも私が一人で済ましたと記憶している。




問題はこの後日、発生することとなる。


後日、Sさんに実験データをもらおうとしたが持っていないと言う。

仕方がないので、自分のメモ書きとして残っていた部分だけのデータを使い

不完全な状態でのレポートを提出した。


当然、そんなレポートが通るわけがなく、担当の教授に呼び出されることとなる。

事の成り行きを説明し、完全なデータが手元に無いことを伝えると、

Sさんは完全な状態でのレポートを提出をしていることを聞かされる。

しかも、私のレポートに表記されている数値とデータが違うと言う。


自分のレポート上に表記されている数値が、自分達がおこなった実験でのもの

だと説明したが、

その教授が Sさんからデータをもらってレポートを仕上げてきなさい。

と言うので、

仕方なくSさんに事情を説明し、Sさんがレポートを提出するのに使用したデータを

渡してもらえるよう話したところ、もう手元には無いという。


仕方がないので、担当の教授のところへ足を運ぶが、

無いものを もらってこいと言う。


結局、どうにもならず この講義の最初の実験のレポートを受理して

もらえなかったことで

その年は始まって早々、必須科目の単位が取れないことにより留年が確定する。



それ以降、その当時の自分では知り得なかったが、

INTJ特性もたっぷり発動していたのだろう、一人でできることの限界は限られている。

というよりは、まともに勉学してる人が少なすぎた。

なので、単位を取れてる人に頼ったところで誰にも教えてもらえない。

(私は数学系とか教えてあげれるほうは、やったんだけどなぁ、悲しかった。)

前年度の問題と答えをもらってきて~~~、なことしか聞けなかったりした。


理解できない科目の教授のところへ足を運び、この部分がわからないから教えてほしい

と頼んでも自分で調べろと言われる始末なことも。

(↑これについては、大学とはそんなとこなのかもしれない。

講義はやりますよってだけで。教えてくれる気はないのかもしれない。)

(または、私の評判がわるく そういう扱いを受けていただけなのかもしれない。)


まぁ今回、前置きがすごく長くなりましたが、

要は まずは自分の目的をきっちり成そうということで、当時は友人を作ることは

大切だと思ったりもしましたが、優先目標を「友人を作ろう」としないほうが

きっといいです。結果できたら、おめでとうということで。

(でも、これINTJの人にだけ言ってます。他のタイプの人のことは理解できないので。)


今回、こんな無駄なことを回避するための手段として、

1、実験データを先に使わせてもらう。

(レポート出来たら見せてあげることを条件として提示して)

どうせ、実験内容を把握できてないような人が相手です。

その時点で、この判断が一番簡単で明瞭だったと思います。今更ですが。


当時の私は、自分でやらないと本人のためにならないとか思っていましたので、

全く思いもつきませんでしたが。


2、やることはやってもらって、

(実験機器等の片づけまでしっかりやってもらって)

帰り道、学内の図書館のコピー機でも寄ってもらって手に入れる。

必要なことは、先のことが不明瞭な時ほど先のばしにしないことですね。

(相手のことがわからない時も)


今ならスマホがあったりしてデータ複製なんて簡単ですけど

私達のときはコピー機頼みでしたからね。



以上、上記の2つしか思いつかないな。



INTJの人には注意喚起することが多いです。

きっと自分の中での環境では正しいと思っていることをしていると思いますが、

他人が関わってきている時、誠意をもっておこなってることに対して

ひどい仕打ちとして返ってくることが少なくないと思います。


自分が正しいと思って守ってやっていることでも

他人は簡単にその正義を破るような行動をしてきます。


私達が考えている、理屈上の正しい論理は たいてい機能しません。

正しいのはきっと間違いありませんが、大多数からは守られることのない理想であり、

自分だけがハンデを背負って不利な立ち位置で踏ん張っているだけになりかねません。

とても注意が必要です。気をつけてください。


私達の話し方は誤解を受けないように話すため、

情報量が多くなりがちで、大抵の人は分かったていで聞いてますが、

きっと話し長げー って思って聞いてる人が多いです。

なので、話しの一部だけ切り取られ なんでそんな話しになってるの?

ってこと多くありませんか? 気をつけましょう。

こちらの都合が良いとこだけ話して、反応がおかしかったら補足程度が良いと思ってます。

(一般人は、話した内容について違うパターンが発生する場合も あまり気にかけないようです。)

(後、私達の論理的説明は 言い訳と取られてしまうことが多いと思います。

根拠とか理由とか関係ない人も多いです。)


あとよくあるのは、自分の否を認めたくない人の微かな反応に気づけるようになると

いいですね。私は全くできませんが。

例えば、今回の場合だと 偽物のデータで作られたレポートをなんで判別できないんですか?

というように私の発言を取られてしまった場合、教授も人間なんで

一度受けて認め印で通したレポートを取り下げれなかったりするかもしれませんよね?


私はこの教授とは違う講義でもトラブルがあって、最終的には

この教授と付き合うのを無理だと判断し、学校は退学としました。


と他にも信じてもらえないようなことが いっぱいですが、

とにかくINTJの人の苦労を少しでも減らしてあげたい、

自分で気づいてほしい、

自分がそんなにも希少な存在なんだってことを。

まわりは考え方、話し方、いろいろ別次元なんだってことを。

気づいてからが、たいへんなんですが、きっと。



おしまい。

兎角亀毛

『 とかくきもう 』 無かったほうが良かったんですけどね できる範囲で拡張していこう!

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