刃の再生(小型の鉛筆削り)
色鉛筆で塗り絵を楽しんでいると、わりと頻繁に
鉛筆削り器の「削れの劣化」を感じるようです。
ネットに転がっている話しを見ると
刃を研ぐ,交換刃を使う,買いなおすの対処法が多いようですが、
わりと簡単に元の削れ感を得れたみたいなので
以下の方法を残しておこうと思います。
試して上手く削れたのは3つ中、3つとも。
たぶん使いはじめに自分好みに削れた刃なら、どれでも
効果があるのではないかと思います。
(再生できた鉛筆削り器:T'GAAL,STAEDTLER,CARL)
手法としては、「刃を研ぐ」同等なのではないかと思いますが
細かく加工表面を検証したりなどはしていないので、わかりません。
しかしながら、刃こぼれを起こしたり、刃がとてもチビタリして破棄など
とはならないと思うのでオススメです。
(とはいえ、効果が無かったり 実施過程での怪我、製品の破損
に関しての苦情は受け付けませんので、自己責任において行って
ください。)
必要なもの
刃を留めてあるネジに合う、+ドライバー。
新聞紙。(同じような印刷物ならチラシでも可だと思う。
重要なのは表面のインク物だと思われる。)
ティッシュペーパー。(削りかす掃除用、柔らかく拭ければ可)
手順
① 鉛筆削りをばらせる平らな場所を確保。(ネジ等なくさないように)
分解した時に出たゴミで怒られないよう、下に何か敷く(チラシとか)
② ばらす前に元に戻せるようにカタチを記憶する。
自信が無い人はスマホなので写して記録。
②’ T'GAALに関しては留め爪が2つのほうを先にはずすとラク。
戻すときは削り刃の外側のでっぱり両側を収めるように合わせる。
③ ドライバーを使い削り刃をはずす。
③’ STAEDTLERは私の場合、上蓋の部分もはずしました。
この製品の刃だけは、ネジをはずしても簡単に刃がとれないように
なっているので直接 手ではずさないほうが良いかもしれません。
④ やすり替わりに使うので、新聞紙等の印刷物をスマホ程度のサイズ
にして平らな場所に置く。(私は折りたたんで2枚厚で使用)
凸凹した場所しかない場合は、本などを台として利用。
⑤ 手を切らないように刃の付いてない側をつまんで持つ。
刃の傾斜が付いているほうの面を上にして
刃の付いてない方向へ、刃先を軽く新聞紙に当てて
3、4回 ふつう~ゆっくり程度の速度で こする。(過度に遅い必要はない)
手応えは何も感じないはず。…意味が無いかもしれない。
⑥ ⑤と同様に手を切らないように刃の付いてない側をつまんで持つ。
刃の傾斜が付いてないほうの面を上にして
刃の付いてない方向へ、刃先を軽く新聞紙に当てて
5、6回 ふつう~ゆっくり程度の速度で こする。(過度に遅い必要はない)
紙の表面が うっすら削れてる様子が見れると思う。
⑦ 元の状態に組み直す前に、ティッシュペーパー等で
削りかす等の汚れを拭いておく。
組み戻す箇所にゴミが入り込むのはトラブルを引き起こす元。
⑧ 元の状態に組み直す。
削り感を確認する。
以上。
どうですか、慣れちゃえば超簡単ですよね。
ナイフ等を使っての鉛筆先の整えに抵抗がある人には
朗報となるんじゃないでしょうか?
「また買いかえなきゃダメかもぉー」とボヤイテいる人がいたら
教えてあげてください。
おしまい。
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